シコルスキー図面集をもとにフライホークのアフターパーツとスクラッチで仕上げてあります。
【艦橋とマスト】
・羅針艦橋などの内部構造を再現。補強材や空中線引き込み口も再現。
・光学兵器はスクラッチで、内部の本体から作成し、カバーは開口部を開けた状態で制作して被せることで開口部から内部をご覧いただけます。
・マストは自作。
【煙突と中央構造物周辺】
・煙突はジャッキステーがピンバイスで開口し0・065ミリ真鍮線を打ち極細ランナーを貼る手法でステーの本数や質感、サイズ感を一般的なエッチングでは絶対に再現できない精度とバランスで仕上げています。手すりも同じ工法でエッチングでは再現不可能な探照灯回りの曲面手すりなどを正確に再現しており、碇見台まわりなど連続性を持って再現されています。
・吸気クランクは中身が抜けた状態。
・蒸気捨て管は排煙部開口。
・中央構造物まわりの構造も完全再現。この時期は艦橋後部につながる回廊はありません。
・舵調整場や60センチ探照灯、探照灯台座(キットパーツは構造が違う)などスクラッチ。
【後部艦橋】自作。
【ボート庫と航空作業甲板】
・短艇類はフライホークのエッチングでディテールアップし、一部は自作。
・零式水偵は主翼展開状態1機と主翼折りたたみ、エンジンカウリング開状態で内部のエンジンの詳細をみていただける状態が1機で、2機ともエンジンはシリンダー1本単位から作成しています。コクピットは風防とキャノピーはフライホークを使用し、座席や操縦桿追加
・カタパルト 内部にたくさんある滑車類とワイヤー、上部のレール、予備の爆薬筒追加
・左側のダストシューターを追加。
【後部マスト】フルスクラッチ。
【武装】
・主砲 プラ板とエッチングから作り手すりや大量のモンキーラッタルも追加。基部の補強材や2、4番砲塔の構造も再現。高射砲は後部の開口部からは内部をみていただけます。
【甲板】
掃海具や各種通風筒、ウインチ、天窓、艦首と艦尾の天幕支柱と一体となった旗索支柱、天幕支柱などはスクラッチビルド。一部の天窓は開けた状態。リノリウム押さえはマスキング。
【船体】
各所のモンキーラッタル(右舷後部の副舵、左舷後部の予備舵まわりなど)追加。中央部魚雷発射管と積み込み口まわりは元のキットパーツを大幅に削除して新造。
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