本作品の背景
1995年ごろウィーン滞在時に現地の友人から贈られたものです。
作品背景を聞くと「「物語を宿す工芸品」としてウィーンの国立歌劇場、ドナウ川、観覧車、観光馬車といった象徴的なモチーフを、中央の老人が夢見るような構図で描いたトールペイント作品で、作品の文化的・感情的価値をさらに高めています
特徴
技法:欧州トールペイントは、アメリカンスタイルとは異なり、写実性と装飾性が融合した「マーレライ(Malerai)」系統が多く、特にウィーンではロマン主義的な構図が好まれます。特に国立歌劇場の屋根付近に見られる多くの彫像も描かれています
構図:中央の人物が都市の象徴を見つめる構図は、視線誘導と物語性が巧みに設計されており、絵画的完成度が高いです。
色彩:色褪せがあるとのことですが、それが逆に「時の経過」を感じさせ、ヴィンテージ感を演出しています。花柄の縁取りも典型的な欧州トールの装飾技法です。
サイズ:幅40㎝ 縦30㎝ 厚み2㎝
状態:傷や知れもなく美品です
用途:壁掛け、プレート飾りなど
写真や説明をご覧くださり、ご購入をお待ちしています
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カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##工芸品