近代台湾都市案内集成 第6巻 台湾鉄道旅行案内 1942年
近代台湾都市案内集成 第6巻 台湾鉄道旅行案内 1942年 の復刻版として、ゆまに書房より2013年に刊行された、貴重な歴史資料の精緻な再現で、本巻は、1942年(昭和17年)に台湾総督府交通局から発行された原典を底本としています。
まだ日本統治下だった戦時下の社会情勢を背景に、植民地時代の台湾の鉄道と旅行文化を知る上で欠かせない案内書。台湾総督府鉄道部の管理下に置かれていた時代の台湾全土の鉄道網、主要な観光地、温泉、宿泊施設などが詳細に網羅されています。
「臺灣縱貫道旅行案内目次」ふぇは阿里山神木や烏山頭、日月潭、温泉郷(北投温泉、金山温泉など)といった主要な見どころが、鉄道駅からのアクセス情報と共に丁寧に記載されています。特に阿里山森林鉄道やタロコ渓谷などの秘境への案内は、当時の旅行熱を喚起するものであったことが想像されます。
基隆〜門司間の船(鉄道連絡船)の等級別運賃表や、基隆・竹南間、嘉義・高雄間の路線図など、詳細な鉄道関連情報も満載で、当時の鉄道網の実態を深く知ることができます。
他にも「宜蘭線・平渓線」や「淡水線」といった、現在の台湾鉄路管理局(臺鐵)の前身となる路線や、現在では廃止された軽便鉄道や専用線に関する貴重な記述や図版は、コアな鉄道マニアにとって垂涎の的となる情報源です。
植民地期台湾の鉄道史や観光史、そして当時の社会状況に関心を寄せるコアな研究者や愛好家にとって、原本は入手が極めて困難なため、ゆまに書房によるこの復刻版は、まさに待望のアーカイブです。
2013年07月25日 ゆまに書房 26cm×19cm 188ページ
状態: 目立った傷や汚れなし。画像をご確認ください。
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